ベイグラントストーリー

現在プレイ中PS配信あり

あらすじ

ある日、バレンディア王国の重臣バルドルバ公爵の邸宅が、「メレンカンプ」と名乗るカルト集団に占領された。
多少の犠牲者を出しながらも一夜の内にこの事件は集結したが、首謀者と目される「メレンカンプ」のリーダー、シドニー=ロスタロットは行方不明となり、占拠の真の目的も解明されるままとなった。

それから一週間後、先の占拠事件では別邸にいたために難を逃れることとなったバルドルバ公爵が、何者かに殺害されるという事件が起きた。

議会では、占拠事件の鎮圧に参加したVKP(バレンディア治安維持騎士団)所属のリスクブレイカー、アシュレイ=ライオットを公爵殺害の容疑者として追うことになったが、姿を消した彼の足取りは掴めていない。
ただ、彼が占拠事件直後から公爵殺害までの間に訪れた場所がある。

それは、閉ざされた魔都レアモンデ…

最盛期には五千人以上の人々がこの都に暮らしていたが、ニ十数年前の大地震によって、二千年以上にも遡るその歴史は永遠に閉ざされた。
またそのときにできたクレバスと満潮によって完全に外界から分断されてしまっている。
地上部分は自身により複雑化し、かつて修道僧達が生活のために石を切り出していた地下には洞窟が果てしなく広がり、全体が巨大な迷宮と化している。

あなたは当時のアシュレイとなり、占拠事件から公爵殺害までの空白の一週間を体験することになる。

果たして、彼は本当に公爵を殺害したのだろうか?
また、魔都レアモンデで何が起こっていたのだろうか?
全てはアシュレイであるあなただけが知りうることができるのだ。

配信ログ

登場人物

アシュレイ・ライオット
  • VKP(バレンディア治安維持騎士団)重犯罪者処理班
  • 20代後半、181cm
  • この物語の主人公である彼は、VKPアカデミーを首席で卒業後、生え抜きのエリートとして活躍。暴漢に妻子を殺害されてからは、VKP内でもっとも危険の伴う重犯罪者処理班、通称リスクブレイカーは常に危険を伴う任務が主である。
    そのため任務の生還率は実に30%未満ともいわれるが、アシュレイはいかなる状況においても常に冷静さを失わず、数々のミッションで成功を収めてきた。
    グレイランドを舞台としたカルト教団メレンカンプによるバルドルバ公爵邸の占拠、そして一週間後の公爵の殺害、これら一連の事件の謎を解く鍵はすべてアシュレイが持っていると思われ、同時に彼自身もまた公爵殺害の重要な被疑者でもある。愛しい妻子の復讐のためにリスクブレイカーとなり活動を続けてきたアシュレイが何故自らが犯罪に手を染めることになったのか。その真意はゲームを進めていく上で明らかになるはずだ。
シドニー・ロスタロット
  • メレンカンプ教団
  • 年齢不詳(20代後半?)、178cm
  • 古代の魔導師メレンカンプを奉るカルト教団の主催者であり、人間の堕落と終末論を語る自傷預言者。初めて会う者の過去を言い当てたり、他人をいのままに操る不思議な能力を持つと言われている。しかし、彼の持つ強烈なカリスマに魅せられて従う者が後を絶たない。
    突如、グレイランドのバルドルバ公爵邸を占拠し、公爵の家族や使用人を人質に鳳凰の解任と囚われの仲間の釈放を要求するが、その真の狙いは別にあるような。
    リスクブレイカーのアシュレイはこの占拠事件をとうしてシドニーと遭遇するが、それはまさに運命の出会いであった……。
ロメオ・ギルデンスターン
  • 聖印騎士団
  • 34歳、179cm
  • 法王庁直属の騎士団グレムリンブレイドの団長、その物腰はあくまで優雅で洗練された騎士のものだが、正義のためには、どんな犠牲もいとわない。公爵邸占拠事件に介入した理由は定かではない。そしてギルデンスターン率いるクリムゾンブレイドもまた、シドニーを追い、魔都レアモンでに潜入した。その圧倒的な兵力は、レアモンでを一気に制圧するには十分なものである。果たして法王庁の目的は…?ギルデンスターンの真意とは…?