Zill O'llinfinite plus

PSP配信ありクリアED未コンプ

あらすじ

配信ログ

クリア感想

一周目

フリーシナリオの初見ゲームということで、かなり手探り手探りやってきて。
もう全然進め方が分からなくて、ロイ兄さんとかセラとかツェラシェルとか、サイドストーリーが殆ど拾えなくて。
世界感もキャラ、国の位置関係もきちんと把握出来ないままにイエスマンになったり適当にうなずいてしまったりして。
自らが作り上げた、整合性の欠けるカオスシナリオに振り回されながらやってきました。
ほんと、私が如何にカオスな展開にしてしまっているのかが分かったラストバトルですが、これもフリーシナリオの醍醐味よね(*’K’*)ということで… クリアおめでとう私・・・!!!

ラストバトルは、成るほど~と思いつつ、でも驚きの展開だったなぁ。 そして驚きの、というか予想外のEDきましたね(苦笑)
私今まで、クリアしてすぐ2周目!と思ったことってないんですが、中途半端に判明してることが多すぎて全貌が気になるー!!
これは2周目開始あるで!

二周目

ジルオール真・ラストバトル配信クリアしました! もうね。攻略見てフラグ拾いまくったよ…!!]

  • キャラのサブストーリーを含め、主要ストーリーはほぼ網羅済。
  • 仲間になってないのはアンギルダン将軍(死亡)とオイフェ。
  • 飛ばしてしまった主要なサブストーリーは、オイフェの護衛から連なるジュサプブロスの消滅と邪竜討伐
  • 翔王、海王は倒し、竜王だけは残してある。
  • 四精霊全てを解き放ち、火、風、水、土、聖、闇、全ての禁呪解放。
  • 闇の神器全て取得
  • VSウルグ戦にてウルグのソウル取得。

めちゃくちゃ頑張った!!
こんだけフラグ拾い捲っていくと、流石の壮大、スッキリEDでしたね!超満足…!
これで多分、配信では本当に終わりかな。 長らくのお付き合い、本当にありがとうございました!

振り回される初見プレイも、見れなかったシナリオを補完するために進めていく周回プレイも凄く楽しくて、遣り甲斐のあるゲームでした。だって2周目のやり込み加減が尋常じゃなかったもの私…! この後の世界がどうなるのか。それは無限の可能性を秘めてるのかな。
結局何だったの!?どうだったの!?という方は、是非ジルオール買ってやってみて下さい。
個人的にはPSP版がお勧めだけど(見るEDが選択できたりするから)PSでもPS2でも出てるみたいだし、お昼ごはん1食分ぐらいで買えるんじゃないかしら?(笑)
そしてプライスレスな旅を…!!

プレイメモ

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ジルオールEDリスト

Open
達成 ED名 対象キャラクター 条件
二人の勇者
× 無垢ではない美しさ エルファス
ちょっくら行こうぜ ゼネテス
殺戮者は闇より来たる
お前とともに
世界を癒す手
はじめてを一緒に
ロストールの新女王 ティアナ
雌狐の子は、雌狐…?
最後のあいさつ
大海原の向こうで
未知の大地へ ヴァンとナッジ
最高の武器
戻ってきた日常 アイリーン 王城 男
最凶の女魔道師
寄り添う灯火 フレア
君のいない冒険なんて!
生きることと、探すこと
残る者、旅立つ者 チャカ 黄金色
私の騎士様 ザギヴ
自分だけの未来へ
風にまかせて エア
いつも変わらないもの
フェティ様、珍道中再び
笑顔を、いつまでも ルルアンタ 旅先
人類の革新 ベルゼーヴァ 闇の塔
人類の黄昏 シャローム
友の願い
たくさんのキレイ レルラロントン
真実の狩人たち ヴァイヴィア姉妹
きっと、見つかるはず ヴィアリアリ
大切な、私の何か ヴァイライラ
次は、自分のために クリュセイス
順風満帆
旅路の果てに ヒルダリア
決着
新たなる挑戦 エスト
変わりゆく心 ネモ
ゴブゴブ団、前進! ゴブゴブ団
二つの無限
二人のたくらみ
竜王の意思
光と影 シャリ
世界一の冒険家
最強!俺様伝説! ガルドラン
また、会える日まで
未来への扉 主人公
終わりの地 アスティア 始まりの地
決意を新たに
ジリオンの願い イーシャ
償いの旅へ
おかえりなさい フェルム
二人の未来に

主な登場人物

パーティー

キッコ
主人公。闇の神器を守る一族だったが襲撃され、ロイ兄ちゃんも行方不明に
セラ
お兄ちゃんの彼氏。ロイと対になる剣を持ってる。姉も探しているらしい。
フェティ
どや顔エルフ1600歳。世界が驚きに満ちていることを証明するために仲間入り。
フェルム
フライパン。キッコとは百合。

重要人達

ネメア
先のディンガル帝である魔王バロルを倒した英雄。叔父であり現皇帝であるエリュマルクに妬まれ故国を去る。
闇の動向を監視している。
ノエル
主人公と同じく、無限のソウルを持つ。
シャリ
神出鬼没の謎の少年魔道士。
エルファス
新興宗教(?)的救世主様。様々な奇跡を起こしているらしい。
アトレイア
ロストール王国の王女。悲しみに満ちた世界に絶望する。

お話の内容まとめ

プロローグ

  • ディンガル皇帝バロルの支配により、バイアシオン大陸は闇に覆われかけていたが、孫であるネメアがこれを打ち破る。
  • その後、戦友であり叔父であるエリュマルクを皇帝に据え、ネメア自身は補佐に回った。
  • しかし、エリュマルク帝はネメアの才の妬むようになり、12の難事を次々と命じた。
  • 更に自分の想い人がネメアを想っていることを知るとネメア処刑を言い渡す。
  • ネメアはついに故国を去った。

旅立ち

  • 地図にも載っていないような小さな村ミイスで、闇の神器を守護する一族の一人として生まれたキッコ。
  • ある日、世界が悪い方向へ向かっている時に覚醒するという竜王が目覚めてしまった。
  • それと同時、アーギルシャイアと名乗る女が、キッコ達の守る闇の神器を狙って村を攻め入ってくる。
  • キッコが兄、ロイの言う通りに生き残った村人を誘導し、兄の元へ戻ると、アーギルシャイアの放ったモンスターと戦っていたはずの兄の姿はそこにはなく、モンスターの死骸だけが横たわっていた。
  • そこへ兄の親友であるセラが現れたので、取り合えず付いて行くことにする。

ネメア

  • ネメアは、破壊神ウルグが復活する際に体を乗っ取られる運命にあるという。
  • 心身共に強靭であるネメアは、闇の神器の宿す不穏な力によりその精神のバランスを崩され、ウルグに取り込まれるというのだ。
  • 自らの運命をエアにより知ったネメアは、迫り来る闇の勢力に対抗すべく世界を統一しようと働き、また、自らも神器を集め始める。
  • しかしその手段は余りにも強引であるためにネメアに立ち向かう桔子。が、ネメアと相対したとき、現れたジュサプブロスによりネメアは次元のはざまに飛ばされてしまう。
  • 強靭なネメアとは言え、長時間次元のはざまにいると魂が揺らぎ、ウルグ復活が実現されてしまう。キッコ一行はネメアを助け破壊神ウルグの復活を阻止するために次元のはざまと繋がっているという闇の門の島へ行く。

VS破壊神ウルグ

  • ネメアを救いにキッコが闇の門の島へ行くと、なんとシャリは破壊神ウルグをネメアではなくキッコに復活させるという。
  • ネメアより強靭な肉体を手にしたキッコこそがウルグ復活の器にふさわしいというのだ。
  • 闇の神器・魂吸の指輪によってキッコの精神を剥がされ、ウルグを宿されようとしたとき、ネメアの育ての親であるオルファウスが邪魔に入り、キッコは自らの精神に入り込んだウルグに打ち勝つことに成功する。
  • しかしシャリはまだ諦めていないらしく、エンシャントへと来るように告げる。

ラストバトル

  • 幾度と無くキッコに立ちはだかっていた謎の少年魔道士、シャリは人々の「絶望」の生み出した虚無の子であるという。
  • シャリはその強大な絶望に応えるため、アトレイアを闇の女王へと堕とし、世界に絶望をもたらし、またエルファスを破壊の神へと作り上げた。
  • キッコはネメア達と共に虚無の子シャリ・闇の女王アトレイア・神エルファスを倒し、迫り来る闇を遠ざけた。
  • そして長く対立関係にあったディンガル帝国とロストールは和平を取り結んだ。

ゲームデータ

原初口伝

始原、虚無の中にひとつの意識が生まれた。その意識を至聖神と呼ぶ。
至聖神は虚無の内にある有の原因を消さないため創造の輪を回し始めた。
至聖神はいくつかの世界を作りそのひとつを戒律の神、天空神ノトゥーンに治めさせることにした。ノトゥーンはその娘、聖母神ティラに世界を生ませた。
精霊、海、山、草木、獣たちが生まれ、世界は楽園のような秩序で完成した。しかし、至聖神はそれをよしとされなかった。完成は静寂につながり、静寂は虚無へとつながる…。
そこで、至聖神は世界に息吹を送り、創造の輪を回すためのもの、破壊し、創造するもの…あなたたち人間を作られた。
人間は山を開き、海を埋め、精霊を殺して力を得、草木鳥獣を殺して、繁栄していった。その様を見て万物の母、ティラは怒った。ノトゥーンは至聖神の考えに従い、ティラの訴えに耳を貸さなかった。
子供たちを人間に殺されたティラは、怒り、闇に落ちた。ティラは自分の子である四精霊神、そして、新たに産み落とした恐ろしげな千匹の怪物、すなわちティラの娘とともに、反乱を起こした。
対してノトゥーンは長子バイアスに竜王ら3聖竜と12人の巨人を作らせ、また、末子ウルグを人間に転生させて、ティラの軍勢を迎え撃った。
英雄神ウルグの活躍はめざましく、敗れたティラは、その体を4つに割かれ、大地に封印された。四精霊神も降伏した。バイアスは巨人にそれらを見張らせた。
人間側の完全勝利に終わったかに見えた。だが、そのことを至聖神は喜ばなかった。戦乱は喜怒哀楽を生み、それが創造の輪を回すからだ。
そこで至聖神は異世界より、気まぐれな女神ファナティックを呼び、この世界の運命をつかさどらせ、ひとつの事件を起こさせた。

システィーナという少女がいた。彼女はウルグの想い人だった。彼女は心やさしく、そのことが、ウルグの心を捕らえた。精霊、獣、怪物などティラに属する者も隔てなくいたわり、彼らが傷つけばいやした。
システィーナは人間の自然に対する破壊や残虐行為にも反対した。このことが人間たちの怒りを買い、システィーナは、人間になぶり殺された。
ウルグは彼女の助命を父ノトゥーンに祈ったが、戒律と秩序の神であるノトゥーンは無視した。ティラはウルグにつけ込んだ。
システィーナをよみがえらせる代わりに闇に落ち、破壊神となって世界を滅ぼすよう、ウルグに申し出た。ウルグは闇に落ちて破壊神となり、システィーナは黄泉の乙女として復活した。
システィーナは、よみがえったときすべての原因となった自らの心を天に投げた。システィーナの誰かを思いやる心は星の光とともに地上すべてに降り注ぎ、人の心の中でソウルとなった。
ウルグはノトゥーンが異世界より呼び出した戦神ソリアスと戦いを繰り広げた。神々は次々と物質としての身体を失いついには、地上から神はいなくなった…。そして、今にいたる…。
もはや地上に神はなく、代行者たる竜王を残すのみ。竜王は、神の代行者として世界の均衡を保つことに腐心し、闇の者たちは、大地を取り戻さんと、機会をうかがっている。

大陸の神々

天空神ノトゥーン
  • 最高神。万物の上に存在し、全てを統括している神々の長と考えられていることから天空神と呼ばれる。
  • 偶像は存在せず、超古代においては天そのものの動きが、そのままノトゥーンの動きとされていた。
  • 朝から昼への変化、雲の動きや空の色、星の瞬きなどのすべてがノトゥーンから人への言葉であると考えられている。
戦神ソリアス
  • 天空神ノトゥーンにより異世界より召喚された戦神。2体の異形の従者を従え、7種の武器を使う。
  • 破壊神ウルグとの永きに渡る戦いは、吟遊詩人や画家、彫刻家など芸術家たちの作品に姿を変え、今日まで伝えられている。
大地神バイアス
  • 天空神ノトゥーンと太陽神アスラータの最初の子供で、双子として生まれた。
  • ノトゥーン眷族の長男で、破壊する者を創る力を有している。
  • 神に近い力を持つドラゴンや巨人は、バイアスによって創られたと考えられている。
  • また、超古代時代に人間に精霊魔法を授けた神であり、大地の力はすべてバイアスの力で、農耕の神でもある。

邪神…闇の神器に落ちた神々

聖母神ティラ
  • バイアシオン大陸に最初に命を吹き込んだ聖母神。
  • 火・水・土・風を司る4精霊の母だが、好き勝手に精霊魔法を使用し世界を荒らす人間の横暴な振る舞いに激怒したティラが人間を滅ぼそうとしたため、ノトゥーンに遣わされたバイアスと戦いを繰り広げる。
  • バイアスの創ったドラゴンとジャイアントの圧倒的な力によって敗れ、ティラは別世界である闇に封じられた。
破壊神ウルグ
  • 殺された恋人システィーナの命を蘇らせることを条件に、ティラに忠誠を誓った闘神。
  • システィーナを殺した人間への復讐と、それを見捨てたノトゥーンへの怒りのため戦っていたが、度重なる戦神ソリアスとの戦いのなかで、戦いそのものに魂を奪われ破壊神となった。
  • 全てを無に返す虚無の力を宿す魔剣、ソルベンジュの使い手でもある。

大陸エピソード

破壊神ウルグと円卓騎士
  • 神話の時代、円卓騎士と呼ばれる12の魔人を率い、破壊を欲しいままにした破壊神ウルグ。
  • しかし、軍神ソリアスとの戦いの果てに永い眠りに就いた。
  • 闇の神器を全て揃えれば、ウルグは復活すると言われている。
七匹の竜
  • 竜は神々の争いにおいて創造された。主神バイアスが創った3匹の聖竜、すなわち竜王、翔竜、海王。
  • そして、破壊神ウルグが創った4匹の邪竜。
  • 竜王はバイアスに代わって世界の均衡を保つため、歴史への介入を続けてきた。
四人の巫女
  • かつて高度な魔法文明を誇った魔道王国ラドラス。
  • その最後の魔法継承者となったのは、地のズゥ、水のネイ、風のエア、火のウルという4人の少女であった。
  • 彼女らの子孫は、闇の聖母神ティラの封印を守る役目をになう。
施文院と告死天使
  • 施文院は天空神ノトゥーンを奉り、闇のものを封じる役目を果たしてきた。
  • しかし、禁忌に触れたことから異端とみなされ、地下に潜って活動を続ける。
  • その暗殺集団「告死天使」は人々から恐れられ、歴史の裏舞台で暗躍する。

歴史

プロローグ
  • ディンガル皇帝バロルの支配により、バイアシオン大陸は闇に覆われかけていたが、孫であるネメアがこれを打ち破る。
  • その後、戦友であり叔父であるエリュマルクを皇帝に据え、ネメア自身は補佐に回った。
  • しかし、エリュマルク帝はネメアの才の妬むようになり、12の難事を次々と命じた。
  • 更に自分の想い人がネメアを想っていることを知ると遂にネメア処刑を言い渡す。
  • ネメアはついに故国を去った。
旅立ち

大陸地図にもない小さな村、ミイスを魔人アーギルシャイアが襲う。ミイスの神殿にある忘却の仮面を欲した彼女は、魔獣デスギガースを引き連れて神殿を襲撃。キッコの父である新刊ダデアスを殺し、村を焼き尽くした。キッコの兄、神官戦死ロイは単身デスギガースと対峙、勝利したが彼自身もまたアーギルシャイアと共に姿を消してしまった。
そこに現れたロイの友人を名乗る男、セラと共にキッコは兄の行方を捜す旅に出た。

ボルボラ変死

ノーブルの代官ボルボラが突然死亡した。
死因は事故とも病気とも言うが真偽は定かではない。ボルボラは悪代官として有名で、彼の悪行に耐えかねた村人に殺害されたという噂もある。
また、ボルボラは主人のレムオン公爵を裏切り、その政敵であるエリス王妃と組んでレムオンを陥れようとしたため、レムオンによって殺されたという噂も貴族の間では囁かれている。

ネメア、帝位につく

かつて魔人バロルを倒し勇者と呼ばれたネメアは叔父にあたるディンガル帝国皇帝エリュマルクを殺し帝位につく。そして、宰相ペルゼーヴァのもと軍隊を大動員し、帝国内務統括、玄武将軍にザギヴ、ディンガルを、白虎将軍にコーンス族のジラークを、朱雀将軍にディンガル統一の名将として名高いアンギルダン・ゼイエンを、青竜将軍に無名の少女カルラ・コルキアを、それぞれ抜擢する。皇帝ネメアは彼らを率いて、未だ成功した者のいない世界統一を目指すのだった。

青竜将軍カルラの東方攻略

ディンガル帝国の東方には東方6カ国と呼ばれる6つの小国軍があった。ネメアから東方攻略の命を受けたカルラはこの6つの国をわずか数週間で滅ぼした。6カ国の盟主ロセンの愚王ペウダは、小娘とバカにした彼女の実力を自らの死によって死ぬことになる。彼女の占領地に対する態度は徹底しており、特にロセン王家の人間に対しては年齢性別に関わらずことごとく処刑した。以降、彼女のことを人々は畏敬を込めて神速の戦術家と、恐怖を込めて青い死神と呼んだ。

アンギルダン、分断の山脈を越える

皇帝ネメアの世界統一構想のもと南方攻略軍指令朱雀将軍アンギルダンがついにロストール攻略に動き出した。大兵力の動員を予想したロストール側は帝国軍が大量輸送の必要から海路を採ると予想し、その上陸地点を叩く作戦に出た。
しかしアンギルダンは少数の精鋭で分断の山脈を越え、大街道沿いの都市を電撃的速度で次々と占領した。分断の山脈を軍隊が超えたのは歴史上未だかつて無い壮挙である。こうして、帝国軍は王都ロストールに王手をかけた。

アンギルダンがロストール軍を破る

アンギルダン山越えの報を受けたロストール軍総司令ノヴィン・ファーロスはそれを討つべく軍を反転させる。これに対し、彼の息子ゼネテスは隊列を整えつつ、ゆっくりと帝国軍を虔制し、その上で王都守備隊と連携攻撃せよと説いた。
だが、その策は聞き入れられず、隊列が乱れたまま到着したロストール軍はディンガル軍の攻撃を受け、壊滅する。ノヴィンをはじめロストールの名だたる貴族が、この戦いの中命を落とす。

ゼネテスがアンギルダンを破る

ロストール軍を壊滅させたアンギルダンは深追いを禁じ、全軍に物資の現地調達開始を命じた。
不安材料だった物資もこれにより補充され、アンギルダンのロストール占領を阻むものはないかに見えた。だが徴発隊が駆使出して中枢部が手薄になった機を捉え、敗残兵を驚くべき速さで立て直したゼネテスは奇襲をかける。朱雀将軍討ち死にの声が上がり、将を失った帝国軍は潰走する。この戦いで、ゼネテスは奇跡の名将と呼ばれたがロストールの被害も甚大なものがあった。

ジラークがアキュリュースを陥落させる

アキュリュースを囲む湖グラジェオンの足跡にはミズチと呼ばれる水の妖精が住んでおり、軍船が湖を渡ろうとすると、それを沈めていた。
謎の魔道士シャリを雇ったディンガル帝国の白虎将軍ジラークは、難攻不落のアキュリュース攻略を開始した。開戦直後、シャリがミズチを一掃したことにより勝敗は決まり、ディンガル軍は難なくアキュリュース占領に成功する。
シャリは、その謝礼に水の巫女イークレムンをさらって姿を消したのだった。

青竜将軍カルラがリペルダムを占領する

東方国家群を数週間で攻め滅ぼし、勢いにのるカルラは、いよいよ自由都市リペルダム攻略に動き始める。カルラは、リペルダムの有力商人アンティノを抱き込み、リペルダムを列強諸国から守ってきた城門を内から開けさせる。
難なく都市に侵攻した青竜軍は、。世界の商業と文化の中心地リペルダムを焼き払い、見せしめとして徹底的に破壊してしまう。
また、リペルダムに潜んでいたロセン解放軍も、主要メンバーが逮捕されるなど壊滅状態に陥る。

カルラ、ロストール攻略を発表

東方諸国、リペルダムと、これまでの神速の奇襲で勝利をおさめてきたディンガル帝国の青竜将軍カルラは、大々的にロストール攻略を発表した。
カルラ率いる青竜軍の兵力は、先のアンギルダンとの戦いで疲弊しているロストール軍の5倍はあるといわれ、この発表を聞いたロストールの人々は貴族、民衆を問わず大きな衝撃を受けた。

封印された空中都市

魔道士シャリはラドラスの4人の巫女を誘拐し、ラドラスの遺産、空中都市を復活させ、その力で地上を焼き払い、大混乱を巻き起こそうとした。
キッコは動力の間で巫女たちを救い、シャリの企みを大惨事になる前に打ち砕いた。
空中都市は竜骨の砂漠へと墜落し、その力を永遠に封印され、ロドラスの巫女たちは何代にも渡った悲しい宿命から解放された。

ジラークの乱、終結す

ジラークはカルラ率いる青竜軍によって倒された。
ディンガル帝国はコーンス討伐令を発し、コーンス族は追われる存在となった。
なおその後の調査により、この反乱の影にアキュリュース攻略でジラークに協力した魔道士シャリが暗躍していたことが判明している。

束縛の腕輪奪取

ディンガル帝国がウルカーンを陥落させた。
ウルカーンは魔道士たちの操る溶岩の兵士マグマゴーレムの力で、侵攻してくる敵の軍を退け、数百年にわたって独立を守ってきた。
だが、ディンガル帝国ネメアの単機突入の前にマグマゴーレム部隊は一瞬で壊滅、ウルカーンは陥落した。
長老シェムハザは闇の神器、束縛の腕輪を所持しており、その力を解放して抵抗したがキッコによって倒された。

ロストールでクーデター発生

ディンガル帝国の侵攻で守備隊が出払った王都でかねて王妃エリスと対立していた上流貴族たちがエリエナイ公レムオンを中心に決起。
王妃エリスを殺害、その甥ゼネテス総司令を処刑しようとしたクーデターは意外な形で終結した。
闇の力に魅入られた王女アトレイアが乱入し、。貴族達を殺害して逃亡したのである。
現在のところ、王女アトレイアの行方は分かっていない。

カルラとゼネテスの決戦後

カルラはロストールで反乱が起こることを見越していた。クーデターで混乱する王都に兵を進めようとしていたカルラだったが、ベルゼーヴァの命により攻撃は中止された。
ベネゼーヴァはネメア死すの報を受け、カルラの勢力の強大化を危ぶんだのである。カルラもネメア死後、情勢が流動化することを想定し、ロセンに撤兵した。
ロストールでは王女ティアナが政治の立て治しを図っている。また、王女はエリエナイ邸で民衆と王都の復興活動も行っている。